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音楽会の準備を進める中で、とても疑問に思う出来事に出くわしています。
今の私だから疑問に思うのかもしれませんし、そういう風に考えてしまうから、先生を捜し歩くことになったのかもしれませんが…
演奏会に参加するのは、「自分」です。
本番までの期間がどの位か、それまでに曲の仕上がりはどこまで持って行けるか、また、それが可能かどうか、など、考えるべきことは沢山ありますが、それを、先生に確認して決めると言う方がとても多いのです。
参考に意見を聞く、とか、出られる様に内容を検討する、と言うのではなく、出るか出ないかを、先生に委ねるのです。
もちろん、参加する場所によって、要求される内容は違って来ますが、この様な話を聞くと、本人の気持ちは何処へ行くんだろう?と、いつも疑問に思います。
大人は自分自身の事ですから、まだ良いとしても(それでも自分の意思を尊重して欲しいと思いますが…) 子供の場合は別です。
まず、出るのは先生じゃないじゃない?っと思ってしまいます。
生徒は先生の功績か何かなのでしょうか?
発表までには時間が足りないから、とか、きちんとした状態でないととか…
その基準は誰が決めるのかしら?
それ、先生の都合じゃない?
子供の場合、「出たい!」「やりたい!」と思った時が、一番学べる時だと考えています。完璧な状態で弾けなくても、大人の言う、きちんとした状態でなくても、そこへ向かって行こうと思った瞬間から、大きな一歩を踏み出していると考えています。
結果がどう出るかは、終わってみないと分かりません。
また、どんな結果であろうと、本人がしっかり受け止めれば、それが一番の収穫だと思います。
まだ出ていないその結果まで、先回りして心配して、せっかく踏み出した一歩を、引っ込めてしまうようなことだけは、あって欲しくないな…
出たい!と言ってくれた子供の少し悲しげな表情をみると、そう思わずにはいられないのでした。
また、先生からの受け売りですが、とても共感できる記事でしたので、参考までに…
参考「子供の好きにさせればいい」
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