月別アーカイブ: 2014年10月

とことん弾きやすく!

家のリフォーム工事のお蔭で?w様々な経験をさせて頂いている今日この頃ですが、ピアノを置いてあった部屋の床の工事をきっかけに、ダイニング隣の畳の部屋にピアノをお引越し、一週間ほどこの状態でピアノを弾きました。

写真の通り、部屋の真ん中、後ろを遮るものが半分と言う、普通家に置くアップライトの設置にしてはこれまた経験できない状態です♪
今日、元の部屋に戻すのですが…
戻したくなーーーーいい!!!(笑)
実は、この状態、とっても音の響きを感じることが出来るのです。
ピアノは響板が命なんて聞きますが、本当にそうなんだな~と感じました。
そして、部屋のど真ん中と言うことも音の響きを感じるには良かった様で、空間に音の広がりを感じられます。
ああ、アップライトピアノも、本来壁にくっつけるべきではないんだろうな…

と、この状態で、録音を取りたかったのですが、工事の日程と、思わぬ機械トラブルで叶いませんでした。
あと一時間もすれば元の部屋です。
「フローリングだと、響きが良くなりますよ」という調律師さんの言葉に期待を寄せることにしましょう。

未練たらたら、話がそれてしまいました。

さて、この響きを感じられる体験と、弾きやすさの関係ですが、面白いことに、力みが出てくると、響き方に違いが出ますが、その違いが面白い位に分かるのです。
また、その変化に意識が向いていると、より力みが無い状態にリセットしながら、その持続時間を延ばせているような気がします。
そして、そのリセットの瞬間に、今まで積み重ねてきた、身体の使いかたや、姿勢、骨の連動、指先の感触などが活きていることを確信します。
先日に続き、ああ、こういうことだったのか~と言う感じです(笑)
力みが無い体の使い方が出来ている時は、テンポの等のコントロールもしやすく、装飾音などの細かい音符もとても楽に弾けます。
そうはいっても、自宅で、だけですので、これをどこででも出来るだけのコントロール力を持ちたいです。
Off,Off,Off…今の私のおまじないの言葉です♪(*^_^*)

コンサートのお知らせ♪

『吉橋雅孝 サロンコンサート』

http://d.hatena.ne.jp/yoshi-masa/

東京虎ノ門の B-teck-Japan にて♪

お近くの方も、遠くの方も、ぜひぜひ!

今年もこの季節がやって来ました。
去年のコンサートの感動が蘇ります。
好きな理由を聞かれても困るのと一緒で、感動の理由を聞かれても、上手く言葉に出来ません。
一言で言うと、心に響く?脳に響く?演奏です。
私はいつも、風景と空気と音楽と音と、その場にある全ての物が溶け合うのを感じます。
かなり抽象的ですみません…(笑)

そんなピアニストの演奏を、「ウインナートーン」の代名詞となったピアノ「ベーゼンドルファー」で。美しい響きを存分に堪能できます❤(*^_^*)

冬の音楽会♪

昨年初めてチャレンジした「冬の音楽会」

今年も、12月21日の開催に向けて、準備を始めました。
昨年使った会場が、営業を止めてしまい、場所探しからのスタートだったので、少し心配でした。
今回は、お世話になっているシャンテ八千代さんで、開くことになりました。
ずっと続けたい…そう思って始めたことですが、気持ちはあっても、様々な要因で、断念せざるを得なかったり、形を変えなければならなかったりしますね。
何気なく続けて来ていることも、とっても貴重なことに気付かされます。
どんな形であれ
「音楽の楽しみを広めたい」 
「音楽を通して人の和を広げたい」
教室を始める時に抱いた思いを、忘れずにいたいと思います。
さて、シャンテ八千代のオーナーの小野澤さんとは、何度か打ち合わせをさせて頂いておりますが、大らかでとても気さくな方です。
とにかく、出演する人、会を主宰する人が、負担無く出来るよう、考えて下さっています。
お蔭様で、昨年は自分でやっていた事が、大分省かれ、気持ちにも余裕が持てそうです(*^_^*)

押し過ぎ?

先日のレッスンから、鍵盤を力を入れて押しすぎかどうかが即座に分かるヒントを一つ…
普段通りに鍵盤を押した状態で、指が鍵盤の上をす~っと移動出来るかどうか。
先生に、「やってみて下さい」と言われ、内心、そんなに力入ってないし、
動くよ~wと思いながらやりました。
ところがどっこい!ガッツリ固まっていて、全く動かせませんでした(笑)
自分では気づかない所で、力の入れ過ぎは起こっていたのですね。
その頃、丁度、右手の甲が時々攣るように痛かったのです。
道理で…(^_^;)
ここの所、目も疲れるし、肩もガチガチだし
と、弾いた後には気づくのですが、意外とその時は意識が向いていないのですね。
余分な力が入っていない状態を確認できる術がもう一つ増えました❤

なのに、今度は左手が痛いwww
まるで「もぐらたたき」だな~など思いつつ
一度に意識できる範囲を増やさなければ…と反省するのでした。

ちなみに、この押しすぎない感覚が、がさがさかさかさの音の素です♪

家庭の協力

いつになく、練習をがんばって来たな!
と、手に取るように分かる演奏を聞かせてくれた先日の生徒。

「お母さんに、沢山聞いてもらったんだ。」と、嬉しそうに話してくれました。
その子のがんばりと、お母様の対応に、感動してしましました。
どうも、練習時間が思うように確保できていな…と
あれこれ対策を考えた末、お母様にも状況をお話しした後での変化でした。
ご家庭でもいろいろ考えられたことと思います。
状況を受け入れ、その上で自分に出来る事を考え実行していく姿勢に
私が学ばせて頂いた気がしています。
その姿勢こそ、全てにおいて、本当に大切な事かもしれませんね…

と同時に、やっぱり、私に出来ることは
本当に小さなことだけだと、実感しました。

きっかけを作ることは出来ても
それを受けて、どう進めて行くかは、生徒一人一人、
また、その家庭それぞれです。

息子達が小学生の頃住んでいた所に、「学家地連」なんていう会?がありました。
「学校」 「家庭」 「地域」 の意味なのですが
その全てが協力し合って、子供たちを育てて行こう、と言う主旨だったと記憶しています。
子育ての中で、何度となく、私一人では育てられないな…と実感したものです。
(それだけ、親子共々、余所の人にお世話になって過ごした訳なのですがw)
子供が大きくなるにつれ、そのありがたさにも、気付かされることが少なくありません。

と、話がそれてしまいましたね…

さて、私はしっかり自分に向き合えているかしら?
感謝し、自分を振り返りつつ、今日もがんばります♪