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一度インプットされたものは、なかなかの根強さで体に残ることは、常々確信しますが、正しい方をインプットするためには、どうしたらいいのでしょうか?
先日、昔弾いた曲を引っ張り出して弾く事で痛感したのですが、圧倒的に、昔弾いた曲の方が、「正しく弾けない」のです。
これは多分、自分が持っている曲のイメージだけで、テキトーに弾いていたからではないかな?と思います。極端にいうと、全然弾けてないのに、自分の中では曲が流れていて、弾けているつもりになっている、と言うか…そんな感じです。
イメージ先行で実態が追い付いていない?とも言えるでしょうか。
さて、何がどう違うのかを、手始めに練習方法から、分析してみようと思います。
-今-
1.譜読み
拍子、調性、全体の作り、音の並び、曲想などの指示
(合わせてその曲が作られた時期の背景等も調べられると理想的)
(合わせてその曲が作られた時期の背景等も調べられると理想的)
2.弾く
片手ずつ~両手(音のパターン等を考えながら)、細かくて音が多い部分(難しそうな箇所)、縦と横の音の関係、使われている和音、指使い、暗譜
3.表現に近づける
音楽の流れ、テンポ設定、不足部分の再練習、フレーズの取り方、音のバランス等、動作の定着
-昔-
-昔-
1.譜読み
すっとばして…
2.弾く
いきなり弾く、両手でだけ、最初から最後をただひたすら通して弾く
3.表現に近づける
音楽の流れ、テンポ設定は、自分の都合が優先。
(弾けない所は弾ける速度で良いでしょ?途中でテンポが変わったりするのもOKw)
(弾けない所は弾ける速度で良いでしょ?途中でテンポが変わったりするのもOKw)
部分練習は出来ない所をただひたすら弾く。工夫はせいぜいリズム変えと先生に言われた事だけ。
(やってる内に出来るようになるさ!)
(やってる内に出来るようになるさ!)
フレーズの取り方やアーティキレーションは感じるままww
(これが私の表現よ!)
(これが私の表現よ!)
ああ、書いていてちょっと恥ずかしくなってきました(^_^;)が、随分変化していますね。
曲に対する向き合い方が、全く違うことが分かります。
以前は随分いい加減でしたね~
何かを作る時、中身(レジピや材料)の確認もせずにいきなり作り出すなんて、しないでしょうに…
こうしてみてみると、土台となる部分への時間の掛け方が、全く違うことが分かります。表だってすぐに見えない所で、練習もとても地味で地道な物になりますが、違うとすればその部分だろうな…と思います。
さ、今日もメンデルスゾーン「小川」の分析と地味練習・モーツアルト「ロンド」の音楽の都合優先練習、に徹しようと思います♪
地道にこつこつ行きますよ~(*^_^*)
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