初回開催した時に、3回は何があっても開催すると決めて始めた音楽会も、今年で5回目となりました。
我ながら、よく頑張ったな…と思います。
音大に行ったわけでも何でもない私が、ただピアノが好きで、もっと上手くなりたい、
人の心を動かす演奏ができるようになりたいと、それだけで生徒もいるという、
何とも不思議な状態で教室を続けていますが、
いつもいつも、生徒に励まされてここまで来ました。
これは今後も変わらないだろうと思います。
私が伝えられることがあるなら、惜しみなくそうしようと思っています。
こんな私でいいのかとか、あれこれ悩んでばかりですが、前に進むことでしか、道は開けません。よね!
ということで、吉橋先生にはあと500回は弾かないとね…と言われた、月光の3楽章を弾いてきます。
きっと、音楽会の後は、しばらく投稿できないでしょうから、今のうちに書いておきます。
ガッチャガチャですけれど、弾かなくても後悔すると思いますし、
生徒には、どんな状態だって、目指したところから逃げてはいけないよ、と言い続けてきているので、
ここで弾かなかったら、ブーイングです。
ということで、17日の本番、頑張ってきます♪(^^)
「教室にて♪」カテゴリーアーカイブ
もうすぐ音楽会🎶
あっという間に11月も後半に入りました。
本番まで一ヶ月!
今年は、ピアノが初めてのお母様が、お嬢様と連弾に挑戦します。
忙しい中、練習時間の確保も、難しいでしょうに、
とても頑張っていらっしゃって、頭が下がります。
新い経験は、人をワクワクさせますね❤
本番もその調子で!楽しみにしています(^-^)
生徒が増えました❤️
こんな私のところへ来てくれて、ありがとう!
生活環境が一変し、教室を続けていけるか、考えさせられましたが、
細々と、存続しています。
そんな中、今日から、新しい生徒が来てくれることになったのですが
弾きたい曲が「本能寺の変」
エグスプロージョン?とかいうお笑いの人の歌?なんですが、私の頭の中は「??????」
早速YouTubeで調べてみました。なるほど〜
関心したのは
「ピアノで弾きたくて、ネットで楽譜を調べたら、同じ音ばっかりだった。
弾けるかなって思って…」と
なんと健気な!
楽譜入手しますよ〜なんていったって弾きたいって言っているんですから!
さて!グーグルさま。今日も宜しくお願いします(笑)
環境の大切さ2
会場探しなどで、以前より、いろいろな場所のピアノに触れる機会が増えました。
そんな中、ふと、身近なピアノは、出た音に体が硬直したり、指の感触に慌てたりすることなく、ただ弾くことに集中していることに気付かされます。
そして、その状態を維持してもらっていることは、実は結構すごいことなのではないのかな?と思いました。
以前、不具合が出たので調整をお願いした時、調律師さんから、メンテナンスについて色々お話を聞かせてもらいましましたが、いつも調律だけではなく、タッチ調整から、音色から、何から何までして下さっていたことを、初めて知りました。
任せっきりで何も知らないでいて、恥ずかしい限りです。
おまけに、私の曖昧な「こんな感じ」の要求や困っている事を、いつもきちんと理解していただいています。
調律が終わった後は、整頓された美しい響きに、やっぱり笑顔をおさえられなくなるのです。
今回はさらに、ダイナミクスレンジを広げたとかで、響の幅をさらに楽しめる状態に!
すごいな〜これがプロなんだな…と感心します。
切れない包丁で、料理は難しいよね…
同じ「切れる」でも、良く切れる包丁なら、もっと料理はしやすくなるよね…
など考えつつ、環境を整える大切さと、恵まれている自分の環境を、改めて認識させられる今日この頃でした。
生徒に、出す音の違いを認識してもらうことが出来るのも、調律師さんのお陰ですね❤️
いつだったか、先生から、スタインウエイの特徴についてお聞きした事があります。
スタインウエイの楽器本来の響きは新品のうちはまだ出ないそうで
沢山弾いてもらって、3年以降、本来の発音と響きを出せるようになるのだとか。
「楽器も成長するんですよ。」という言葉がとても印象的でした。
そういえば、ピアノを買った時、担当の方から、5年後位からいい音になりますよ。と言われましたっけ…
かれこれ10年以上になりますが、今日も、うちのピアノは良く響きます。
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生まれそう?
もう少しで、何かをつかめそうな感じなのですが、なかなか「これだ!」というところへたどり着けません…でも、きっとその瞬間が来るのは、なんとなくですが今までの経験からわかります。本の数ミリの一進一退を繰り返し、時にはもうこの先は無理なんじゃないだろうか、とマイナス方向へ考え出したり、放り出したくなる衝動を抑えて、向き合っています。
以前、吉橋先生から、「改善しようと思ったことは、少なくともそれを積み重ねた時間と同等か、倍以上の時間がかかりますよ。」と言われたことを思い出します。
そうだそうだ、まだ、同等までも行っていないじゃないの!と、自分を励ましている今日この頃です。
肝心の、何をつかみたいのか?ですが、もっぱら「音楽する」ことへ近づきたい一心です。
拍感、テンポ感、タイミング、バランス、響き、フレーズ…大抵は習いはじめにしっかり身についているはずのものですね。
そして、その全ての中心が「姿勢」に関連しているところまで、やっと理解が及んだところです。ほんの小さな力みが、弾きにくさにつながり、その弾きにくさを払拭しようとますます力に頼る傾向は未だに根強く、自分の中にもどっしりと根を張っているようです。
今は、姿勢と、少しでも弾きにくいと感じた部分の分析?と改善に没頭しています。これがまた地道な作業でして…で、人間一点に集中しすぎると、前のめりになり、硬直する。ピアノと一緒ですね…これは、思考の姿勢も見直したほうが良さそうです。
生徒にも日頃から、姿勢についてはよく言いますが、子供たちのほうが、余程身につくのが早いですね。弾きながら、自分で背筋を正す姿など見ると、感心させられます。
聞くと、レッスンで言われたとお母様にお話ししたそうで、それ以来、家でピアノを弾いている時に背中が丸まるといつもチェックされるということでした。
レッスンは週一回だけです。やはり、毎日の積み重ねは、ものを言うなあと、心の中でそっとお礼を言いました。
さて、いつもいつも生徒に感心している場合ではありませんね!
見本になれるように頑張らないと。
良い姿勢は、音楽も思考も自由にする
さて、ピアノ弾きましょうか♫
原点
久々に立ち帰らされています。
昨日、クロワッサントリオのコンサートを聴いたせいでしょう。
何でピアノ弾いてるんだろう???
好きだから、だけなのかな?
それだけでは無い様な気もしますが…答えは出ませんね。
生徒には、何を伝えたいんだろう?
好きでいてくれる気持ちを、大切にしてあげられているかな?
ピアノ習っていて、弾いていて、楽しいと思う瞬間があるかな?
ピアノを通して、世界が広がっているかな?
…私自身はどうだろう?
同じ場所を何度も回りながら
それでも少しずつ、違う場所へ行けているだろうか?
縁あって…
今日は、体験レッスンが一件ありました。
小学一年生です。お母様も、ピアノを習っていた経験があるそうで、お会いするのを楽しみにしていました。体験レッスンでは、幼稚園の時に、メロでイオンで弾いた、聖者の行進を一緒に弾きました。少し恥ずかしそうにしていましたが、「ピアノ大好き!」という気持ちが気持ちが伝わってきて、私も、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
生徒一人一人の、初めて出会った時の様子と、キラキラの瞳を思い出しました。
ずっと忘れないでいたいなと思います。そして、一緒に過ごす細やかな時間が、生徒の糧になる事を心から願っています。
ピアノを通して、出会いがまた一つ増えた事に感謝します。
さて、私もキラキラを増やしましょうか♪
2014冬の音楽会
時間について考える…
吉橋先生のブログより 時間について考えさせられました。
あああ~気持ちばかり忙しくて、やることは全然進まない~
また、先生のブログが、時間について考えるきっかけになりました。
前準備が足りないことも分かっているけれど…
スマートフォンやパソコンを開けば、当初の目的をすっかり忘れて、SNSで友人の投稿を読みふけり、そこからリンクでネットサーフィン。2,3時間はあっという間に飛んで行きます。
子供に「ゲームばっかりしてないで!!」と言えません(^_^;)
加速し、何もかもがスピードアップ。
私が子供の頃とは、雲泥の差があります。
今よりは、多少なりのんびり?していた子供時代を思うと、本当にこれで良いの?
と、自分の時間の使い方も含め、疑問に思うことがあります。
日が沈んで星が見えてくるまで、芝生に寝転んで空を眺めたり
虹の上を歩く夢を叶えようと、虹を追って走ったり
朝の匂い、夜の匂い、雨の匂い、雪の日の音の無い世界
身近にある時間の変化を楽しめているかな…
それが出来たから良いとか、出来ないから良くない、ということではありませんが、
「早い・速い=良い」
そんな公式に流されがちな今日、ちょっと寄り道して、
時間を楽しむ余裕を持てたら良いな、と思いました。
日頃から、先生のピアノの魅力は、
音楽が空間を広げて行く感覚を味わえることだと感じているのですが、
響きや、曲の時代背景、文化、などを追及し続けている姿勢に関連しているのだろうな…と思います。
そして、それはどれも、「時」に関係しています。
振り返り、明日に活かそうと思います。
「時」を愛しみつつ…
やる気はどこへ?
音楽会の準備を進める中で、とても疑問に思う出来事に出くわしています。
今の私だから疑問に思うのかもしれませんし、そういう風に考えてしまうから、先生を捜し歩くことになったのかもしれませんが…
演奏会に参加するのは、「自分」です。
本番までの期間がどの位か、それまでに曲の仕上がりはどこまで持って行けるか、また、それが可能かどうか、など、考えるべきことは沢山ありますが、それを、先生に確認して決めると言う方がとても多いのです。
参考に意見を聞く、とか、出られる様に内容を検討する、と言うのではなく、出るか出ないかを、先生に委ねるのです。
もちろん、参加する場所によって、要求される内容は違って来ますが、この様な話を聞くと、本人の気持ちは何処へ行くんだろう?と、いつも疑問に思います。
大人は自分自身の事ですから、まだ良いとしても(それでも自分の意思を尊重して欲しいと思いますが…) 子供の場合は別です。
まず、出るのは先生じゃないじゃない?っと思ってしまいます。
生徒は先生の功績か何かなのでしょうか?
発表までには時間が足りないから、とか、きちんとした状態でないととか…
その基準は誰が決めるのかしら?
それ、先生の都合じゃない?
子供の場合、「出たい!」「やりたい!」と思った時が、一番学べる時だと考えています。完璧な状態で弾けなくても、大人の言う、きちんとした状態でなくても、そこへ向かって行こうと思った瞬間から、大きな一歩を踏み出していると考えています。
結果がどう出るかは、終わってみないと分かりません。
また、どんな結果であろうと、本人がしっかり受け止めれば、それが一番の収穫だと思います。
まだ出ていないその結果まで、先回りして心配して、せっかく踏み出した一歩を、引っ込めてしまうようなことだけは、あって欲しくないな…
出たい!と言ってくれた子供の少し悲しげな表情をみると、そう思わずにはいられないのでした。
また、先生からの受け売りですが、とても共感できる記事でしたので、参考までに…
参考「子供の好きにさせればいい」