ピアノを鳴らす

ピアノと共に♪

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調律師さんのお話や、先日の先生の言葉から、楽器を鳴らす感覚に少し触れられた気がします。

ここのところ暫くは、脱力の効果による?力の抜け過ぎなのか、発音の悪さと響きの貧弱さが目立ちます。
先日の音楽会の時にも、「柔らかくて美しい音で」とか「静かな曲で」などのお言葉を多く頂きました。
確かに、静かな曲は静かな曲だったのですが、う〜〜〜ん…響きはたっぷり出していたつもりだったのですけれどね。


この、演奏している側の感触と、聞いている人の感触に差があることは、気づいていましたが、大抵の場合自分が表現したい音と、聞き手側が受ける感想には大きなギャプがあります。
拍子を保ち、ひたすら音を並べて行く、重ねて行くことだけに集中して演奏した時の方が、良い演奏で終わることが多い気がします。
ただただ並べて行く、なんて聞くと、機械的に聞こえますが、どの程度の音量で音を重ねていくかとか、ペダルはどこで踏み替えるかとか、音はどのくらいの長さなのかとか、速度はどう変化させるのかとか、私などはまだまだ学ぶところばかりなのですが、並べながら色々やっていて、それはでも、感情に任せて、とかではないのが面白いところです。
(感情に任せると、逆にぐだぐだになって流されてしまうことになることが多いように思います。)

また、その日に弾くピアノの種類や状態、会場の大きさや音響、その日のお天気や来場の人数などによっても音は左右されると言いますので、その辺りも直前のリハーサルで確認できるといいと思います。
なかなかそこまでの余裕は無いのが実情ですが😅
いつも、先生の発表会のリハーサルで言われるのは「指を立てて」でした。
今更ですが、発音や響きを広い会場に合わせる、一番簡単な方法なのかも知れないと、気付かされます。


日頃、自宅やレッスン室などのお部屋で弾くことがメインですので、演奏する場所や楽器で、色々変化することがあるということに目を向けられるといいですね。
ピアノは持ち歩きができないので、「その時に合わせて」の調整は毎回重要です、と先生もよくおっしゃっていました。
どんな状況でも、変化しない(させない)軸は、「姿勢と幹」です。
軸をしっかり持って、柔軟に対応できる演奏を目指したいな、と思います。

今回の冬の音楽会で得た課題は
「静かな曲、小さい音でも豊かな響きで弾くためにはどのような演奏をすれば良いのか」
です。大きな音イコール「響く」と言う思い込みを取り払って、あれこれやってみましょう😊

さぁ、今日もピアノ弾いてみよっかな🎶

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