学校との狭間で…

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ピアノを教える中で、一番大切にしていることは、
「姿勢」です。
気持ちの面などではなく、物理的な姿勢です。
座り方や、手の形、指先のどの部分で鍵盤に触れるか、などなど…
将来的に、身体に負担無く、美しい音、自在な調整が出来る弾き方に結びつくようにと思っているのですが、最近問題にぶつかっています。
せっかく、何年かかけて身についてきた物が、本の数週間で失われるのです。
なぜだろうと、不思議でしたが、原因の一つに学校での伴奏があるようでした。
「聞こえない」と言われてしまうらしいのです。
それ以来、毎回毎回レッスンに来る度に、まず、
ガンガン叩く弾き方を修正しなければいけなくなりました。
学校で、伴奏するのは、年中ではありません。
ピアノを習ってきた年数の方がはるかに長くても、
先生の一言であっという間に変わってしまいます。
正しい姿勢が何をやっても崩れないほどにまで定着していれば、まだいいのでしょうけれど、まだそこまで行かない子供たちには、更に大きな問題です。
また、資格取得に必要で習い始める場合にも、学校の影響力はとても大きく、
これだけ脱力について多くの講座や書籍が出回っているのに、実際には脱力を維持した姿勢を崩すような対応が多いようで、驚きました。
音楽の専門か、近い方が接しているでしょうに、残念です。
子供の状態を見極めた上での声掛けは出来ないものでしょうか?
まだ、ピアノを弾くために必要な、骨格や関節の力などが出来上がっていない子供に、大人がすることと同じレベルのことを求めていないでしょうか?
自分のしてきたやり方、教わったやり方を、
すべて正しいこととして提示していないでしょうか?
自分のことも含めて、考えさせられた一件でした。

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